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被災2775日めの気仙沼

昨日は久しぶりに震災関連のテレビ取材だった。気仙沼中央公民館(旧河北新報ビル)の屋上で撮影。晴れてて遠くまで見渡せた。当時の記憶が蘇ってくる。もう7年半以上経っても忘れることはない。

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ぼくに関しては、当時の映像を見ても、割と平気でいられる。ただ、ディレクターからの津波が来た時にどういう心境でしたか?という質問には、ちょっと言葉に詰まっちゃった。あれ?震災の記憶は忘れることはないと冒頭で書いたけど、忘れたのか?いやいや、すぐに言葉で表現出来る程、簡単な状況ではなかったからかな。

経験したことのない巨大地震だったので、津波は来るかもしれないと思ってた。でもまさかこんなに大惨事になるとは想定以上だった。目の前の現実は、信じがたい現実で、圧倒的に理不尽で暴力的な自然の猛威が、建物や人を飲み込んでいった。抗うこともなく自宅も店もあっという間に流されていく。たったその瞬間から、自分は、仕事も、何もかも、あれもこれも、思い出も、命以外、ほんの一瞬で全て失った。明日からの生活は、どうなるのかわからないけど、とにかくここから生き延びよう!とそう思ったかな。ちなみに、カメラの前では、ディレクターが喋って欲しそうなワードを推測してお話しした。

この手の取材は難しいよね。とってもデリケートなところに踏み込んでいくのだから。後世に伝えなければならない大切な仕事でぼくは積極的にお手伝いしたいから何聞かれても全然平気だけど。たくさん取材を重ねる中で、もしかしたら人によってはちょっとした一言で、すごく傷付いてしまうかもしれない。

簡単に「その時どう思いましたか?」って質問されたけど、ちょっぴりギャップがあるかもなぁと。そこはシンプルな質問じゃなくもう少し違うニュアンスの方がいいかもなぁって思う場面もあった。実際に自分が被災しない限り、これは想像出来ないものだと思う。もちろん質問したことに悪気などない。

どういう形であれ、取材されるのは、ありがたいこと。地域の情報は、小さくても常に発信し続けることが、復興につながると思う。ぼくは何一つ大きなことはできないけど、情報発信できる機会があれば、積極的に協力したい。

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最後の写真、左下の仮設の店舗は、下がマルコウさんで上が小野寺商店さん。その前に車が数台止まっているでしょう?写真でいうとその上あたりがコヤマ菓子店のあった場所。道路挟んでその上の大きな白い建物がツルハドラッグ。

この先、この景色をもっと楽しいものにするのはぼくの役割だ。

今日も1日頑張りますp(^^)q
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